コーヒーフィルターには、ペーパー、布、金属の3種類があります。それぞれの特徴に違いがあり、味も変わってきます。今回は、それらの特徴と味の違い、使い勝手を紹介します。
ペーパーフィルター
特徴：紙でできたタイプで、台形型や円錐型・ウェーブ型などのタイプがあり、ドリッパーの形状や大きさなどによって選択することができます。漂白タイプや無漂白タイプがあり、淹れたときの味に差はありません。
味：コーヒー豆の油分をろ過することができるので、すっきりした味わいになります。
使い勝手：リーズナブルな価格で100金でも購入することができ、気軽に廃棄できます。ドリッパーの形状に合わせたペーパーフィルターを選択する必要があります。
カリタ式、メリタ式のドリッパーは、台形タイプ、ハリオ式、コーノ式のドリッパーでは円錐タイプを選択しましょう。
カリタ式のリブがないドリッパーでは、ウェーブ式のフィルターを選択します。
布フィルター
特徴：フランネルという柔らかい布で作ったフィルターをネルフィルターと呼びます。ペーパーに比べて匂いが少ない。
味：口当たりの滑らかなコーヒーが淹れられのが特徴です
使い勝手：長期的に使用できますが、コーヒーを抽出し終えた後も毎回煮沸や水洗い、保管など、お手入れの手間がかかります。
金属フィルター
特徴：ステンレス製でできたフィルターです。フィルターに吸着されることないため、コーヒーそのものの香りや味わいになります。ステンレスフィルターの一般的な形状は、円錐型です。
味：微粉が落ちるので、飲む時に少しザラっとした舌触りがあります。オイルも抽出されるため、コーヒーそのものの旨味やコク・香りが味わえます。フルーティーなスペシャルコーヒーに向いてます。
使い勝手：洗って何度も使え、ペーパーフィルターに比べて高価ですが、長期で見ると経済的です。
まとめ
簡単にスッキリな味が楽しめるペーパーフィルター、コーヒーの滑らかな舌触りが楽しめるネルフィルター、コーヒーの持つ香り成分、油分まで抽出できるステンレスフィルター。どれを選びますか？
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