水出しコーヒーと（Cold Brew）は、水で長時間かけ低温抽出したコーヒーです。コーヒー豆の本来の味を引き出すことができます。抽出後は味の変化が少なくおいしくいただけます。水出しコーヒーはコーヒー豆の油分をあまり含みません。そのため、クセが少なくマイルドな味わいです。
準備するもの
①コーヒー豆
コーヒー豆の焙煎度は、イタリアンローストかフレンチローストの深煎りを使いましょう。水出しコーヒーは浅煎りだと十分にコクと香りが引き出せませんので、苦味とコクが強くなる「深煎り」が適しています。
コーヒー豆の挽き方は、中細挽きが適しています。粗挽きだと抽出効率が悪くなり味が薄くなり、細挽きだと微粉が出て粉っぽくなるからです。
コーヒー豆の挽き方の違い
コーヒー豆の挽き具合（粒度）により、抽出したコーヒーは味が濃くなったり軽くなったり変化します。また、コーヒーの抽出器具により適した粒度があります。同じ器具を使っても、焙煎度によって粒度を変えることによって、味は変わってきますので、抽出器具と焙煎度を加味し、好みの味になるように豆の挽き具合を調整しましょう。
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2022.06.24
コーヒー豆の焙煎の違いとは
コーヒー豆の焙煎とは、生豆を煎ることです。生豆を煎ることで本来のコーヒー豆の色に変わります。煎る時間にによって浅煎り、中煎り、深煎りの大きく分けて3段階の焙煎度になります。焙煎度によっては、酸味や苦味が変わって来ます。
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2022.07.09
②器具
専用器具を使わない場合
- 広口のポットかピッチャー
- お茶用のバッグ
専用器具を使う場合
- 水出しコーヒーポット
- スプーンなどかき混ぜるもの
③水
水はできれば、軟水がよいです。水出しに限らずコーヒーに適しているのは軟水です。硬水だとミネラル分が多く、苦味が増してしまったり口当たりも固い感じになってしまうからです。
水道水でも問題ないですが、塩素が含まれるため塩素臭が気になるようであれば、一度沸騰させて使用するとよいでしょう。しかし、空気も抜けてしまうため浄水器を通すことがベストです。
作り方
水とコーヒー豆の割合は、12.5：1です。1000ｍｌであれば80ｇです。専用のコーヒーポッドの説明書によって割合が違うと思いますが、私はこの割合がおいしいと思います。試してみて、好みになるように調整したらよいかと思います。
専用の器具を使わない方法
- お茶バッグにコーヒー粉を入れてコーヒーバッグを作る。一つに入りきらなければ複数個作る
- 適量の水を入れた容器に、コーヒーバッグを入れて冷蔵庫で8～10時間放置する
- 時間が経って、コーヒーバッグを取り出して完成です
専用器具を使った方法
- 専用のフィルター容器内に適量のコーヒー豆を入れます
- フィルター容器をポットにセットします
- フィルターの上から、水をゆっくり注ぎます
- 水を少し注いだらコーヒー粉と水をなじませるためスプーン等でかき混ぜます。かき混ぜすぎると苦くなるので注意。
- 適量の水を入れたら、8～10時間冷蔵庫で放置します。
- 時間が経って、フィルター容器をポットから取り出して完成です。
参考動画
お茶パックを使用した方法
専用器具を使用した方法
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