コーヒー豆のグレード

このブログは、家でもできるおいしいコーヒーの淹れ方を紹介します。これからこだわりのコーヒーを自分で淹れてみたいなという方、是非読んでみてください。

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コーヒー豆

コーヒー豆のグレードを知っておくと、コーヒー豆選びで役立ちます。生産地によって評価や表記が違うので、知っておくとお求め安くなります。

コーヒーのグレード

コーヒー豆のグレードには、買い付ける側の品質鑑定によるグレードが存在します。
カッピングと呼ばれる風味の鑑定によって主に4つのグレードに分かれます。
コーヒー生豆にはこれらの表記はありませんので参考程度に…

スペシャルティ

豆の個性が際立ち、風味豊か
コーヒー専門店の中でも上位に入るグレード
値段も高い
全生産量の5%程度

プレミアム

個性があり、品質も高い豆
コモディティに比べ付加価値がある
通常の豆売り店では主力商品
全生産量の10%程度

コモディティ

最も使用されている汎用っグレード
豆売りでも普通に使用されている
全生産量の50%程度

ローグレード

インスタントコーヒーや缶コーヒーに混ぜられる低級品
ロブスタ種m含まれる
全生産量の35%程度

カップオブエクセンレンス

その年最も優れたコーヒーを決める品評会で入賞した称号
入賞したコーヒーはネットオークションにかけられ、高値を付ける
開催してない国も多いが、徐々に増えている

各国のコーヒー生豆のグレード

ブラジル産

ブラジルは

  1. 異物混入数
  2. 豆の大きさ
  3. 風味

の3つの表記があります

1、異物の混入数
 No.2からNo.8の7段階あり、No,2が最上級グレードです。
 No.1はありません。

2、豆の大きさ
 12~13 特小
 14 小
 15 中
 16 普通
 17 準大
 18 大
 19~20 特大
 大きい方が高評価です。

3、風味
 STRICITY SOFT 風味が強調された滑らかな味わい
 SOFT 滑らかな味わい
 HARD 酸味や渋みなど感じる
 RIOY リオ臭をやや感じる
 RIO リオ臭を感じる
リオ臭とは、ブラジル特有の現象で、化学薬品や土臭さが混ざった不快な風味

コロンビア産

コロンビアの等級は単純に豆の大きさです

エクセルソプレミアム
エクセルソスプレモ
エクセルソエクストラ
エクスルソヨーロッパ
エクスレソUGQ

メキシコ産

生産地の標高で各付けされています。標高が高いほどハイグレード

AL(ALTURA) 標高1300m
PL(PUIMA LAVADO) 標高900~1300m
BL(BUEN LAVADO) 標高750~900m

グアテマラ産

生産地の標高で格付けされます。標高が高いほどハイグレード

SHB(Strictly Hard Bean) 標高1350m~
HB(Hard Bean) 標高1200~1350m
SH(Semi Hard bean) 標高1050~1200m
EXP(Extra Prime Washed) 標高900~1050m
PW(prime Washed) 標高750m~900m

コスタリカ産

栽培された土地の標高によって格付けされます。

太平洋側
SHB(Strictly Hard Bean)標高1200~1650m
GHB(Good Hard Bean) 標高1000~1200m
HB(Hard bean) 標高800~1000m

カリブ海側
HGA(High Grown Atlantic)標高900m~
MGA(Medium Grown Atlantic) 標高600~900m
LGA(Low Grown Atlantic) 標高150~600m

太平洋とカリブ海の間
MHB(Medium Hard Bean) 標高500~1000m

ホンジュラス産

生産地の標高によって格付けされてます

SHG(Strictly Hight Grown )標高1200m~
HG(Hight Grown) 標高900~1200m
CS(Central Standard) 標高600~900m

エルサバドル産

生産地の標高によって各付けされます

SHB(Strictly Hard bean )標高1500m以上
HG(Hight Grown) 標高1500m以下

ジャマイカ産

生産地・標高・スクリーンサイズで厳格に格付けされています。

ブルーマウンテン ブルーマウンテン地区の標高800~1500m
ハイマウンテン ハイマウンテン地区の標高500~1000m
プライムウォッシュ 上記以外の生産地の標高300~800m

スクリーンサイズ No1~No4に分類(No1が大粒で最高級)

インドネシア産

300gのコーヒー豆の中にどれだけ欠点豆があるかで格付けされます

G1 欠点豆0~11個
G2 欠点豆12~25個
G3 欠点豆26~44個
G4 欠点豆45~80個
G5 欠点豆81~150個 

スマトラ島のマンデリンの中にはSG(Super Grade)があり、アチェ地区とタケンゴン地区の中で標高1400~1900mで栽培されたもの指し最上級品質とされます。

インド産

豆の大きさや生産地の標高によって格付けせれているが、条件がはっきりしません

良い方から
AA→A→B→B以下→PB

中国産

明確な格付けはなし

ベトナム産

欠点豆混入の割合と、スクリーンサイズで格付けされます

G1 サイズ16(6.4mm)~14(5.6mm)、欠点豆の割合が5%
G2 サイズ14(5.6mm)~12(4.8mm)、欠点豆の割合が10%
G3 サイズ12(4.8mm)~10(4.0mm)、欠点豆の割合が20%

タンザニア産

スクリーンサイズによって格付けされている

AA サイズ6.75mm以上
A サイズ6.25mm~6.75mm
B サイズ6.15m~6.25mm
C サイズ5.90mm~6.15mm

エチオピア産

300g中の欠点豆の数で格付け

G1 欠点豆0~3個
G2 欠点豆4~12個
G3 欠点豆13~27個
G4 欠点豆28~45個
G5 欠点豆46~90個

ケニア産

スクリーンサイズによって格付け

AA サイズ17以上
A サイズ15~17
B サイズ11~15
C エレファント(非常に大きい)

エレファントは大き過ぎて、風味が損なわれるため低評価です

ルワンダ産

欠点豆の混入数とカッピングした風味の評価で格付け

Supper Specialty
Specialty
G1
G2
G3

イエメン産

共通となる格付けはないが、モカマタリには格付けがありますが基準ははっきりしない

良い物から
No,9→No,8→No,7→No,6

ハワイ産

スクリーンサイズと欠点豆の数で格付けされます

EXTRA FANCY サイズが約7.5mm以上、
        欠点豆が1ポンド(約453g)中10粒以下
FANCY サイズが約7.1mm以上、欠点豆が1ポンド中16粒以下
No.1 サイズが約6.4mm以上、欠点豆が1ポンド中20粒以下
SELECT 欠点豆が1ポンド(約453g)中5%以下
PRIME 欠点豆が1ポンド中25%以下

オーストラリア産

公式の等級はありませんが、生産者の多くはハワイ州と同様の等級を採用している場合が多いです。

コートジボアール産

格付けは不明

まとめ

コーヒー豆の格付けは、ほとんど大きさと豆の欠点数、標高で決まってます。

各国によって格付け表記が異なるので、この記事を参考に豆選びをしてください。

コーヒー豆の種類

コーヒー豆の種類による特徴を理解してお好みの豆を選びましょう!!
コーヒーショップに行ったら産地や種類がたくさんあり、何を選んでいいのかさっぱい分からないと思います。コーヒー豆は生産国によって、味の傾向や特徴があるので、表示を見ることで豆がどの国から来たかを知ることができれば、味をイメージしやすくなります。好みの味を追求するのに、豆選びの参考になります。

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